日本昔話 大晦日の麦飯 2024年12月22日 村はずれの小さな家に、お爺さんとお婆さんが二人きりで暮らしていました。二人は貧しくても仲良く暮らしていましたが、大晦日ともなると周りの家々から漂うごちそうの匂いが、なんとも言えず切ない気持ちにさせるのでした。「お爺さん、今年も麦飯だけじゃなあ……せめてお餅の一つでもあればよかったねえ」お婆さんは、薄暗い囲炉裏のそばでため息をつきました。… 続きを読むread more
日本昔話 旅人馬 2024年12月14日 今すぐ購入 昔々、ある村外れに心優しい夫婦が住んでおりました。夫婦は貧しかったものの、互いを思いやる心を持ち、慎ましく幸せに暮らしていました。しかし、夫婦の心配事は一つ。それは、年老いた馬のタロウでした。 タロウは若いころから夫婦の家で働き者として村中に知られていました。重い荷物を運び、田畑を耕し、どんな仕事… 続きを読むread more
日本昔話 二十三夜さま 2024年12月12日 今すぐ購入 二十三夜様の奇跡 昔、ある山里に、おばあさんが一人で暮らしていました。おばあさんはとても貧しく、自分の家もボロボロ。けれども、いつも笑顔を絶やさず、毎晩欠かさずに二十三夜様にお参りをしていました。 「二十三夜様、どうかこの世のすべてをお守りくださいな。私の願いは少しでも村のみんなが幸せになる… 続きを読むread more